卒業

やるせない日々を

淡々と送ってきた

窓から見る季節は

さまざまに木の葉の色を変えた

だれもやさしいというわけではなかった



たとえば

辞表を出しに行くとき

決意を胸に抱いて

恐れで身体を震わせる

だれにでもいつか

その時はやってくる



いつかベッドの上で

ミカンを食べている自分がいた

その先のことはなにも

考えられずに

ただ与えられた今を

ベッドの上で過ごしていた



いつかは春が来て

ぼくたちはその時を迎える

時は静かに流れてゆく

ぼくはいつものように

駅前の踏切を越えて

一日のはじまりを感じている

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この記事へのコメント

さえ
2011年08月02日 22:31
あなたの文章は美しいですね。

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