映画「おくりびと」

旅立ちにあたり

今までのすべてが

ひとつの石に籠められ

日差しが差し込んでくる

夕べは虫の音が

鼓膜の奥で響いていた




青年が

老人が

おとこが

おんなが

どうぶつが

みな旅立つとき

この谷には風が吹きわたる




たましいは

詰められた穴という穴から

抜け出して

やがて

朝日と共に

消え去ってゆく




ありがとうと

手を振りながら

飾りを終えた死人たちが

あの山に登り

いつの間にか見えなくなってゆく







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