生きること

点滴の針が刺さる腕に

魂を注入したいと思う

薬は延命のためじゃなく

湧き上がる溌溂な

水に弾ける肌と

朝日に群がる不死鳥と

燃え尽きることのない魂の火

世界は熱い友情を大気圏に飛ばし合い

へたな小細工や脅しはいっさいあきらめた

アポロで月に行ってから

そろそろ太陽系をやり過ごし

少し日陰で寝ころんで

全身の癌も休ませてあげよう

生きることは激しく心地よい

毎日が始まりで終わりだ

季節は脱ぎ捨て

ただ今の新鮮な空気を片肺で吸い込み

1分1秒でも平和と笑いを胸に

そのまたとない味を噛みしめるのみ

この記事へのコメント

才木広之
2017年09月22日 05:48
幸せでありますように皆が共に

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