検温31℃

 だれもが、ひとりから四人になった。長い袖のブレーカーを裁断しながら、夜の街は、裸足で歩いていた。 完全に潰えてしまった遊びのコックテイルが、長い空の川面に浮かぶ塵たちを、舐めるように沈めていった。 腐ったミカンから邪な友情が生まれ、今夜ここでの刀剣乱舞。 涙に似たカフスボタンが置き忘れた四人目のナイフをひさいでいる。 楽な手ご…
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悪い文章

殺されたあなたを不安にさせてごめん。惑うことなく行きかう憶測に、そっと茶色い蓋をした。 目立つ夢に寝首をかかれ、グッと魂を引き戻す。運命かもしれないね。悲しい時に思わず、怒りに満ちた風船を針で刺して破裂させる。 まだ血が止まらないかい。髪の毛を切るたびに、噴き出してくる真っ赤な血の何万もの筋。 実は消えている。あなたはもう今から出かけよ…
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