テーマ:日記

挑戦

ありきたりの日常から抜け出す 縛られた窮屈袋から出て 自由に生きる やりたいこと 夢を食べながら どんどん大きくなり やがて雲をつくような大男となり 1日1日が大きな山を積み上げる またとない充実と意味のある仕事に没頭する さらに生きがいが胸の奥から湧いてきて 苦労や困難が楽し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

明日は知らない風が吹く

明日など信じられない 未来はすでに我が家のウサギ小屋でニンジンに化けている 明日には手も足もなく顔もない 夜は明日を待つわけではなく 朝は必ずしも明日に訪れるとは限らない 今日も今だけかもしれない 確かなのは昨日までの過去 さまざまな媒体に過去の情報が 有り余るほど押し寄せて 今日か…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

全裸の自分を売る少女たち

抵抗感のない裸 代償はお金 それを見るさびしい男たち 若者から中高年から老年まで 配信される全裸とあっけらかんと話しかける少女たち それを見ても勃起しない 生きるために身を売る娼婦とはまったく違う なにか安易な方法でネットユーザーの半分絶望した男たちの 一瞬の救いになれば小遣いを稼げる …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ランドセルキッチン・新しい道

きみの首の入ったランドセルを背負って ふたりだけの新しい旅が始まった わたくしは高校を卒業すると すぐに東京の叔父に紹介された仕事についた アパートで昼前はきみをランドセルに入れたまま 配送ブツの積み下ろしや積み込みをした 朝早くから夜遅くまで働いて 帰るときみをランドセルから出して 一緒…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

さみしがりや

ひとりで観る恋愛映画 会話のないファミレス 悩みのない事務室 空白の日記帳 いつも心の中では 自分と話している 温泉にでも行きたいね みんなでいっしょにご飯を食べて いろいろ話しながら笑ったりして それがいつの間にか 人が消えていった 時は残酷である 会えなくなる時…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

絶望的な出逢い

人は弱くなると悪い人に依存する わたくしはひとりの女におぼれ 金を使い果たし 神経をすり減らし 十年の月日を自分の悲しみを忘れることで 彼女を利用しようとして失敗した ほんとうに必要なものは もっと身近にあった 目の前にあっても 気づかないような いつも遠いところばかり見ていて…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ランドセルキッチン・二人の世界

わたくしたちはおたがい邪魔にならない関係で おたがいの不幸を忘れる夢に似た浮遊を感じていた たとえば世界はとてつもない大きな箱でできている その四方の壁をよじ登る人を見ていると アリがビルを昇っていくようで 最後にはアリは力尽きて地上に落ちる それでもアリたちは上りつづける 登る昇る上る …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ランドセルキッチン・別れと絶望

懐かしい踏み切りでマグロのブツになった彼女は もう16歳になっていた 別れて5年 小学校を卒業する前に 家庭崩壊した彼女は 引っ越して学区を変わった 借金取りから逃げて行方をくらました父親 絶望して台所のドアノブで首つりした母親 典型的な末路 母の妹の家に預けられ 彼女はお決ま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

蒔いた種

芽が出る 真実か虚実か わからないが ぐんぐん育って たちまち富士山より高くなる それも速さと拡がりはピカイチだ だってネット社会だもん
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ランドセルキッチン・家庭内暴力

彼女の父は仕事で大きな負債を抱えていた 家もその負債の重さで傾きはじめ 家族の表情から笑顔が消えた 重苦しさに耐えきれず よく彼女はわたくしの家に遊びに来た 彼女ははじめのうちは隠していた 顔にあざができている 腕や足に内出血の跡がある 転んだとか ぶつかったとか 嘘をついてい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

魔人

片腕を舐めながら眠る人 あるいは裸のアイドルを薬漬けに 視姦をむさぼる男 口にはガスのチューブを咥え 長い耳には女の脣を貼りつけている 魚のように産卵する女を人工的に 枯れ枯れにみつるわが世の輪廻転生 紅蓮の矢から放たれる糞 腋毛も振らず 袖も振らず 風も吹かず ただ波を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ランドセルキッチン馴れ初め

小学校3年の時 同じクラスになったけれども しばらくその存在すら気づかなかった おたがいにわざと教室から自分の影を消し去り ただひたすら このクラスには存在しないことを装っていた それでも同じ空気には 独特の気配を感じる 彼女はまったく机と同化していた その姿は他から見抜くことは困難…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ふたりの自分

生きている自分 鏡の中で死んでいる自分 見つめている 見つめられている 強く意識している 蓮の葉のように池に浮かんでいる 今をのたうちまわっている ここで動かずじっとしている なにか叫んでいる 一切は無音の中にいる 拳を握りしめ殴り倒そうと 倒れたまま目覚めない 意…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

郵便物を食べる化け物

何万通もある郵便物を郵便番号読み取り区分機に設置すると やつらは必ず深夜にあらわれた その口は四角い まるでポストの口のように するすると郵便物をつかんでは口に入れてゆく そのうち身体の全体が膨らんでくる 彼らの見かけは丸坊主のひょろ長な身体だが 口だけ四角くて異様に大きい 目はあるかない…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

悪夢讃嘆

夜が与えてくれるもの 黒い目玉 ヒキガエルの死骸 切断された舌癌 ひとつだけの白い金玉 アヒルの丸焼き 黒い米 頭蓋骨の欠片 鈍器で殴られて陥没した額 山犬に喰われている赤子 手のひらの真ん中に空いた穴 天井から落ちてくる自分の首 床下から聞こえる泣き声 真っ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ロリコン作家

大御所 ノーベル賞 故人 歳を取っても 異様に若さに あるいは幼いぐらいの きらめくような無垢に 抗いがたい病的な好みを それは犯しがたいものを見るだけで あたかもおのれの一部とするか 無垢のまま目覚めない身体を ただ子供のようにかき抱いていたい あられもない精神的…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

とある短編集

読み落としていた一編 「競争」という小品 彼らは距離を競っていた そのひとつひとつに命をかけていた それは勇気と自分の価値を試すという 両面のたたかいだった そのテーブルの上に仰向けに寝転び テーブルの端に頭が付くようにする それから中華包丁で 一気に首から切断される 彼らはテ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

もう少しあと少し歩み寄れば

怒るには理由がある その理由を知らずに 電話に出てかえって話がややこしくなる こちらの主張とあちらの主張がかみ合わない その間の事実が把握できず 一方的にこちらの要望を告げると だってそれはお宅さんがしてくれてないから いやたしかにそれはしたはずで だってまだ待っているのに来ないじゃないか…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

変換可能

人生には変わりたい時が何回かある 別の男の女の地位の高い低い 大金持ち貧窮者 天才秀才鈍才変わり者 偉人異人泥棒殺人者 見た目も変わりたい 中身も変わりたい 毎日がスリルとサスペンスに富んだ それも疲れるだろうか ゆったりと世界一周の豪華船の旅なんかは かえって退屈するか …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

人を信じられない

何度も何度も騙されてきた 甘い言葉や やさしさの裏には 自分だけの思惑が隠されている 人のためだけに生きる人はいない なにかを与えるということは なにかを奪おうとすることだ 死のうという電話をした時 あいつはきわめて冷静に死ぬことの無意味を説いた すべてをあいつに注ぎこみ なに…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ゲリラ豪雨

ゲリラは何度でも死ぬ ゲリラは完黙だ ゲリラは使命をまっとうする 激しくひたむきに ある革命のために ゲリラは命をかけて 地をはいめぐる すべては無ではない 一瞬で燃え尽きようとも その情熱と血潮は永遠の熱と降る 天は味方する 彼らのやさしさと捨て身の覚悟を 純粋は…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

寝坊する

時間を追いかけても 時間の方が足が速い いつのまにか 見えない遠くまで 時間の背が 遥か彼方まで ここからどこまでゆけば やがて追いつくということはない ぐるりと地球を一周したら 時間は地球を追い越し どこの星まで行ってしまうのか きっといちばん最後に その影だけ感…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

解任通知

突然の解任 ショック いろいろなことが なにか悪い方に向かってしまった とても残念
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

すれ違います

やみくもに 離れてゆく 今ここに いたばかりの 残像 まぶたを閉じると見える その景色と影は不変 懐かしい記憶の たぶんマチガイ それは存在しない思い出 拍手しながら 見失わないように まぶたを閉じると 空の上からあなたが墜ちてくる それはゆっくりとまぶ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

遅刻する

道には困難がある 知り合いにつかまる 立ち話が長い なんとか振り切ると 喉が乾く 自動販売機を探す コンビニを探す 歩いているうちに 出勤時間が近づいている 道は会社と遠ざかっている 走る やみくもに 時計はそれより速く いつの間にか 遅刻の時間となり …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

赤いバットを師匠と探しに行く

S師匠は野球の監督をしている 弟子もたくさんいるため師匠と呼ばれている わたくしは弟子の人たちの友人のひとりで S師匠の自宅にたまに出入りさせてもらっていた バットがなくなった S師匠の命から1番目に大事な赤いバット 床の間に飾ってあり 甲子園優勝の時に ゲン担ぎで持って行ったバット …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

失敗を繰り返す人

何度も同じ失敗をして 何度も反省しながら また同じことの繰り返し だれにもわからない なぜまた仕出かすのか 反省しているのか 痛い目にあっているはずなのに 鈍感なのか 痛いほど身にしみる それでも誘惑は いつのまにか 同じ闇に吸い込む まさかもうしないだろうと …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

歩いても歩いても

さっきも線路を渡ったばかり いくつもの交差点と 踏切と自転車の列 何回も通った道を また朝も夜も 今日も明日も 歩いている 歩くことしか手段がない バスも電車も自転車も もちろん自分に車はない 足が動かなくなれば 移動できなくなる 歩いても歩いても 歩けなくな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

きみがいなくなってから

ずいぶんいろんな事があった それともなにひとつ変わっていない 死にそうな目にもあった 何度も入院した 同じく退院した 先輩たちが死んでいった 後輩も死んだ きみの顔も忘れた ただあの頃の やみくもに突っ走っていた 激しさと幼さと無謀さに ちょっとだけ嫉妬している 周…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more