テーマ:創作

永遠は光にも似て

マゼンダ 櫛木 樟脳 気印 蒙古斑   ちゃみぬるねせとは ふにゃえらのくしょうと さいかくらのひびつをもち とうせんのしょうへきにのぼる 教員室の陰茎は男根的に疲弊しながら膣内に射精する生徒たちはモヒカンの頭からからの喉へザーメンを注入されてんとうむしが頭の毛の中から滴り落ち…
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水馬・水蜘蛛・みずすまし・まいまい・風船虫

半翅目アメンボ科の昆虫。細い体と長い脚を持ち水面を滑走する。  辞令をもらったのは、6月30日だった。 明日から、思いもよらぬ第二の人生の始まりだ。  なんの取り得もなく、つぶしも利かない、ただの中年のおっさんとなる。  日雇いの派遣や肉体労働にしろ、たぶん勤まる見込みはないだろう。小さな虫にも劣る魂と性根の座らない…
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スケベ

小股の切れ上がった女性って どんなに想像力がたくましくても 身近な女性は そのままの現実であり 妄想の世界とはやはり 違っている まだ若く精力の旺盛な人たちは すこしの想像力と 現実のオブラートにて かなりの願望を遂げることが可能だ わたしもなんとか夢の中で と思…
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政治とカネと

逃げ道の無い行き止まりで なおかつ 平然と逃げようとする そこには 歴然とした行きづまりがあるけれども だれもその真実を暴こうともしないし ただあきらめたため息だけが占領し そこから 大きな逃げ道をつくってしまう 所詮にんげんなんて 大きな力の前では 無力であ…
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なぜ生きたい人が死んでゆくのか

なぜ希望は奇跡を生まないのだろうか 生きたいという意欲が結実せずに 運命のままに死んでゆく それが不条理というか 自殺をしようとした人が生き残って それを助けようとした人が命を落とす 神様はどこまでも非情であるのか 公園で子供を抱えたお母さんが ぼくたちの様子を見な…
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夜に来る女

女はいつも夜に来た わたしは仕事を終え ディスクで煙草をふかしながら 彼女の話を聞いていた 彼女の話は終わらない 同僚の話や上司の気に入らないこと なんでこんなことをするんでしょう わたしに聞いてもどうにもならないことばかり 延々と続く話を聞くうちに日にちが変わる …
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一週間レンタル

妻を貸します ただし一週間 レンタル料は無料です あなたのパートナーとして 自由にお付き合いください 男たちはみんな われもわれもと レンタル店に列をなした ところが レンタルしてみると妻は 夫の言うことはまるで聞かず 高いものは買いあさる …
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傘で目を突き刺す人

傘を開くと雨よけになる 日よけにもなる ただし 傘をすぼめると凶器にも変わる たとえば 人の目を突き刺す 目の奥の視神経から脳内に突き抜け 相手は死亡するかもしれない 傘が凶器になる例は多い 傘でゴルフの素振りの練習をしていて 学生の顔面を負傷させた人も…
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トイレの諭吉さん

いちばんあなたが好き その嘘八百に 世間の目は白くなる だれが言ったのか トイレの諭吉さん 実は振られた腹いせに 雑踏の中の孤独な喜捨 いや不発の啓蒙 意図的な啓発か 狂い始めた時計の逆回しか どんな修行か きみの名前はない …
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だれにでもある

お願いです わたしをいっしょに連れて行ってください あなたから わたしは離れたくないのです いつか この世では かならず別れがやってきます その時までの 永遠は 死の彼方にあるのです そこは満ちあふれた 生気のみなもとです わたし…
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もう少し

身体から力がみなぎるまで あと少し 救えるものは すべて もう少し 地球の最後の一秒が 終わる前に 必ず ぼくたちが この手のひらで あと少し もう少し ひとりひとりが 力を合わせれば
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変革

手を上げると真っ赤な炎が上がっていた ぼくらはいつもここから旅立っていった 難しい方程式はいらない 単純な夢がほしいだけ ぼくたちは未来に どんな夢が描けるだろうか その日のために 新しく出発する 変革はいつも孤独でふるえるほどだ その朝は鶏の声と共に静かには…
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無理しないでね

お願いだから 無理しないでね だれもみんな たいせつだから この世の中で だれにも相手にされなくても ここに来ればいいよ いっしょに泣いたり笑ったりして たったひとりのあなただから 無理しないでね
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恋愛の神様

お願いします わたしに一度だけチャンスをください もう二度とあなたのことを 忘れたりしませんから だから今夜だけは ふたりだけにさせてください まちがわないって約束します 過ちは繰り返しません 夜が明けるまで わたしにまかせてください 今度あなたを呼ぶときには 小…
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方向音痴

 久しぶりに晴れ渡る空を見上げて、彼はふとため息をついた。  仕事に就くたびに、トラブルに巻き込まれた。  彼女にもふられた。最後に勤めていた会社は倒産し、給料も貰えなかった。  サイフの中は埃しかなかった。空を見上げても、どうしようもなかった。自分ではどうにもならないことばかりなのか。彼は口から小さなものを吐き出していた。  …
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希代のワル

 常識にかからないのはいわゆる詐欺師である。はじめからわたしを騙すつもりだった。ただ、その騙し方が卑劣この上なかったのである。  彼女と出会ったのはあるスナックだった。わたしは別の女性と一緒にその店に来ていたが、彼女は一人でカウンター席で飲んでいた。いわゆる馴染みのようで、時にはヘルプで店に入っているのかもしれないと思った。  …
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女の闘い

 前の職場で、一見仲が良さそうな女子職員がいた。たまたま同じ部課で女性はふたりだけだったので(以前は3人だったが、ひとりは転勤してしまった)、休憩時間や帰りの時間など、よくふたりで仲良く話している姿をよく見かけた。  「泪のしずくさん、彼女おかしいんですよ」  「はあ?」  急に小柄で童顔のまだ高校生と間違われそうな子の方から、わ…
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咥えた女

 学生の頃は比較的まじめな方で、授業もサボらないでまじめに出席していた。友だちには九州男児の勢いの良いやつがいて、映画を観たり、ジャズ喫茶に行ったり、他の大学の学園祭で女性と話し込んだり、なんでも見てやろう行ってやろうという積極的な行動につき合わされているような状態だった。  そんなある日、九州男児の彼が変わった。急に無口になり、考え…
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図書館で

 雨の日は必ず図書館に行った。職場から歩いて5分。よく昼食の休憩時間を利用して、図書館の中を探索していた。  その日も朝から雨だった。仕事が忙しく休憩もろくに取れずに、昼食も時間がずれてしまった。図書館の4階に軽食道があり、カレーライスやラーメンなどのメニューが用意されていた。わたしはいつもすぐに食べられるカレーライスを喉にかっ込むと…
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悪霊

 その人のまわりにはいつも険悪な空気が流れている。  彼はここの施設の管理者であるが、一方で悪霊で人々を傷つけている。  彼を信頼していた人たちも、彼の本性を知り、やがてみんな去っていった。去り際には、きつい仕打ちを受けた人もいた。こころをずたずたに引き裂かれた人もいた。  彼は自分のことになるとまわりが見えなくなる。自分の体面を…
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緘口令

 今朝から職場の様子がおかしかった。しばらくすると、なにやらひそひそ話をする人たちがあちらこちらに見受けられる。なにか事故か事件か。たぶん職場の中で起こったことにちがいない。  インターネットにつながったパソコンを見ているうちに、あるひとつの情報が目に入った。    ある郵便局で配達先のマンションから飛び降りて自殺した職員がいる模…
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